アスマークはこのほど、新型コロナウイルスに関する調査レポートとして、「感染への恐怖心・意識」についての調査結果を発表した。同社は5月末まで毎週3回(月・水・金 ※祝日除く)新型コロナウイルスに関連する生活者の情報を公開している。今回の調査期間は2020年5月14~15日、調査対象は首都圏(1都3県)居住者で、有効回答は500人。

届いている人は全体の20.2%
東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県の首都圏500人に対して行った調査では、アベノマスクが届いたのは全体の20.2%を示した。
東京では最多の43.8%、次いで、千葉県が6.5%、埼玉県が3.6%、神奈川県が1.5%となった。
首都圏でも東京以外にはまだ届いていないという現状であり、アベノマスクの対応の遅さが一目瞭然である。
その中で使用している人は22.8%
気になる使用率に関しては、アベノマスクが届いている人のうち22.8%となった。77.2%の大多数が使用していないことが分かった。
原因は、大人用であるがサイズが小さい、虫やカビの混入があった等のニュースもあり、わざわざ布マスクを使うよりかは、使い捨ての不織布マスクの方がニーズが高いと思われる。
菅官房長官 「需給改善に非常に効果」
菅官房長官は20日の記者会見で、
「布マスクの配布などにより需要が抑制された結果、店頭の品薄状況が徐々に改善をされて、また上昇してきたマスク価格にも反転の兆しがみられる」
「東京などに届き始めてから、店頭でマスクが売られはじめたんじゃないんでしょうか。非常に効果があると思う」と発言している。
何としても安倍政権が行った政策に対して肯定的に持っていきたい菅官房長官なのである。
今後の需要は?
18日時点で東京、大阪、北海道など13都道府県で約1450万枚が配布されたという。しかし、一時期に比べてマスクが店頭に並び始めているなか、配布予定の約1億3千万枚にはほど遠く、いまだに布マスクが届いていない世帯が大半であるのが今の現状である。
現在のマスク最低価格は1枚あたり16円(在庫速報.com調べ)となっており、使い捨て不織布マスクも下落が続いておりピーク時よりも手に入りやすい状態となった。
日本では新型コロナウイルスが落ち着き始め、緊急事態宣言も大半の地域では解除され解除がされていないのは残り5都道府県となっている。
正直、今の現状では必要性がかなり薄くなっていることが分かる。
新型コロナウイルスが終息するのが先か、アベノマスクが届くのが先か、、
どちらが先かは分かりませんが、私は届いても使用はしませんね(。-`ω-)
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