全日本バレーで活躍する石川祐希選手の情報をまとめてみました。
生い立ち
生年月日:1995年12月11日生まれ(現在24歳) 出身地:愛知県岡崎市出身 血液型:AB
小学4年の時に、姉の影響で矢作南小でバレーボールを始める。
矢作南中学校を卒業し、愛知県星城高校へと進学。高校バレー史上初の全国大会6連覇を達成し、その後中央大学へ進学。大学1年で全日本代表入りし、大学1年ではイタリアのクラブセリエAのパッラヴォーロ・モデナ(通称モデナ)へ3ヶ月留学、大学3年時には同じセリエAのトップバレー・ラティーナ(通称ラティーナ)へ3ヶ月留学をした。
大学卒業後はエマ・ヴィラズ・シエナ(通称シエナ)に所属(2018/2019シーズン)した。
現在はパッヴォ―ロ・パドヴァ(通称パドヴァ)に所属(2019/2020シーズン)している。
中学時代
中学時代は愛知県岡崎市立矢作南中で3年間バレーをします。中学部活の最後の試合、全日本中学選手権大会(全中)では全国ベスト4を果たします。
この時の試合で実はバレーボールYoutuberビークイック/BeeQuickのふるたつさん、おだこうさんと共演対戦しています。
試合の結果は下のYouTubeからご確認してくださいね。
全国都道府県対抗中学大会(JOC)では愛知県選抜に選出され、愛知県選抜準優勝の立役者となります。決勝で対戦する東京選抜には秦耕介選手(現サントリーサンバーズ)や全日本代表の柳田将洋選手の弟、柳田貴洋選手もいます。
高校時代
高校はそのまま愛知県の名門、星城高校に入学します。
中学の時のJOC準優勝メンバーもあの時決勝で負けた雪辱を晴らすためにほとんどが星城高校に入学しています。
石川祐希選手は、1年生の頃は細い体格のため、セッターもしていたようですが、身長が中学の時(181cm)よりさらに身長が伸び高校2年生では189cmとなりました。
そして、ここから星城高校の伝説が始まります。
なんと、星城メンバーほぼ2年生チームで高校バレーの全国大会(高校総体、国体、春高バレー)で優勝し3冠を達成してしまうのです。高校バレーでの3冠達成は非常に難しく、その当時では史上4校目となる3冠達成となりました。
更に、次の年も同じく3冠達成を成し遂げ、史上初の2連続3冠(6冠)となりました。
この時の星城高校はみんながスター選手で、ほとんどが現在もVリーグで活躍しています。武智洸史選手はJTサンダーズ、山崎貴矢選手は堺ブレイザーズ、神谷雄飛選手と川口太一選手はウルフドッグス名古屋、中根聡太選手はジェイテクト(2020年4月に退団)プレイしています。
大学時代
大学は中央大学へと進学します。
大学1年生で全日本代表に選出され、アジア競技大会(仁川杯)でデビューします。せっかくの日本代表デビュー戦でしたが、放送時間が深夜であったため視聴された方は少なかったと思います。
全日本では次世代の日本バレーを担うユニット「NEXT4」(柳田将洋選手、石川祐希選手、高橋健太郎選手、山内昌大選手)として、一気に注目を浴びました。
大学時代にはイタリアのセリエAのモデナが2014/2015シーズン契約を行い、イタリアへバレーボール留学し、世界のトップレベルのバレーボールを経験します。
また、2016年にもセリエAのラティーナで2016/2017シーズンの契約を行い、留学を行いました。
全日本の招集やイタリアへの留学で日本の大学のリーグ戦には出ていなかった石川祐希選手ですが、大事な試合にはしっかりと出場していました。
中央大学での成績はというと、インターカレッジで1年から3年までの3年間で3連覇を成し遂げています。4年時には残念ながら準決勝で負けてしまいましたが、好成績と言えます。
余談ではありますが、大学2年生の時の中央大学のメンバーは特に素晴らしい選手が多く、全日本の関田誠大選手(現堺ブレイザーズ)、今村貴彦選手(現パナソニック)、渡邊侑磨選手(現ウルフドッグス)、大竹壱青選手(現パナソニック)と豪華で、しかも、天皇・皇后杯では柳田将大選手率いるVプレミアムリーグのサントリーサンバーズを相手に3-1で勝利するという快挙を成し遂げました。
現在はプロバレーボーラー
大学卒業後はVリーグには所属せず、プロのバレーボーラーとして2018/2019シーズンはイタリアのシエナでプレイし、現在は2019/2020シーズンはパドヴァでプレイしてます。パドヴァでのシーズンをこなしつつ、全日本の招集がかかったら帰国してチームに合流という所でしょうかね。
しかし、今は新型コロナウイルスの影響でリーグが中止となり、一時帰国しています。
イタリアは感染者が急増して健康状態が心配されましたが、無事に帰国できたみたいですね。
これからも石川祐希選手の活躍に期待しましょう!
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